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PCオーディオについて印刷物もやっと追いつこうとして来てるようですね。書店で立ち読みしてみましたけど、ネットの方が情報が明らかに早いし的確ですねえ。audithallもおかげで助かってます。 以前の記事
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ブログの更新を2か月もほったらかして、audithallは一体何にはまっていたのかと言えば、自分自身の興味から、そのついでにごく一部の方たちの潜在的な需要に応えるために、フォトショップ用の地味なプラグインのコードを書いていたのです。もしSDKを直で利用して一から起こすとなるとaudithallには全く手に負えないです。しかし世の中にはフォトショップのエフェクトプラグイン(.8bf)が作れるフォトショップのプラグインなんて不思議で便利な代物が存在します。
audithallが現在利用しているのがFilterMeisterって言うけっこう昔からあるプラグインで、Cのサブセットみたいなコードを書いてWindowsプラットフォーム上で動作するプラグインが作れます。ちなみにできあがったプラグインは元のFilterMeisterのプラグインとは独立して動作しますし、audithallはユーザ登録もしてあるので自分で作ったプラグインは有償・無償にかかわらず自由に配布できる事になってます。 この夏前まではそんなものに手を着ける予定など全くなくて、当ブログのディザリングの記事中のランダムディザの画像を作成した際には、以下のサイトからDL可能なフリーウェア版を利用させてもらってたんです。 Verlag Martin Koch - Software: Dither Line Art plugin http://www.verlagmartinkoch.at/software/dither/index.html しかしそのプラグインには機能的にいくつか満足できないところがありました。それらは、(1)画像のガンマ値が固定で、おそらくγ=1.0とほとんどの画像にとって不適切な値で変換される、(2)RGBを輝度に変換する際のウェイトも固定である、(3)低ビットRGBへの変換ができない、辺りです。それらの実装自体はたとえ面倒でも難しいわけではないので、満足いかないのならいっその事自分で作ってしまおうって思い立ったわけです。 作ったプラグインはもちろんそのような点をカバーするようにしてあります。FilterMeisterの仕様上、画像モード自体の変更はできないので、変更したもの相当のピクセル値を持った24ビットRGBカラー画像が生成されるわけですけど、一応以下のような仕様を持たせました。 - 1-8ビットの任意のビット長のモノクロ画像に変換 - カラー出力モードではRGB各チャンネル独立に1-8ビット長に変換可能 - モノクロ出力モードでは白・黒の色を任意の色に置き換え可能 - 1-2ビット出力時にはガンマ値を0.88-2.55の間で指定可 - ディザリング/誤差拡散は任意のビット長で実行可能 - ディザリングとして以下のアルゴリズムを実装 ・ランダム ・Bayer 8x8 ・cluster 4x4,8x8 ・super cell(x2) ・artistic line(水平/垂直/斜め) - 誤差拡散として以下のアルゴリズムを実装 ・Atkinson ・Burkes ・Floyd & Steinberg ・Jarvis, Judis & Ninke ・Sierra 2 ・Filter Lite ・Stucki ランダムディザでは蛇足でRPDF/TPDFが選べたり、誤差拡散の上にランダムディザを乗せるオプションも持ってます。Sierra 3アルゴリズムは実装してましたけど、ドロップダウンリストがあまりに長くなるので割愛しました。
by audithall
| 2010-09-26 17:37
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