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PCオーディオについて印刷物もやっと追いつこうとして来てるようですね。書店で立ち読みしてみましたけど、ネットの方が情報が明らかに早いし的確ですねえ。audithallもおかげで助かってます。 以前の記事
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某オーディオショップの担当さんに中音域の問題を解決できそうな電源タップはないかと相談したら、3万円強するのを勧められました。けどそんな予算はないと言う事にして、CSEのC-2Nを買ってきました。これに換える事による音への影響はもちろんあるとは思うけど、それほど大きな期待はしていなかったんですよ。
買って帰って早速このタップに差し替えてみました...。へえ~、音が良くなりましたね。全音域で質量共に良くなった気がします。同じボリューム位置でも音量が大きくなったような錯覚すら覚えます。落ち込みのひどかった中音の改善が特に大きく、随分聞き取りやすくはなりました。確かにこれまでのような派手な凹凸はなくなったけれど、しかしまだ中音がへこんだ感覚は取り切れてないですけどね。 でも電源タップをましな物に換える事で改善されているのは事実なんで、電源ケーブル回りの環境次第で問題全体を解決できる気がします。そこでタップからNF-4A本体までの電源ケーブルも、デフォルトのものから変更してみましょう。同一ロットの同一製品が2本必要な事もあり今回は予算の関係から、オヤイデのBlack Mamba-αにしてみます。 すぐ耳についたのは低音で、もうお上品とは言えないほど力強く出ますね。ただし倍音成分ときちんとつながってない感じで輪郭が今ひとつはっきりしません。中音は更に明瞭度が上がりまた高音側にあったピーク感がもはや感じられなくなったので、ひとまず成功としたものでしょう。 さて高音域全体が質的にかなり良くなって聞き取りやすくなったけれど、おかげで真鍮スパイクらしい、華やかだけど細かな表情に欠ける鳴り方をしているのが分かるようになりました。エージングを待てばもう少し変わるでしょうが、真鍮のクセが乗っているのは間違いないです。 この時点では入り口側のm902にもDALIのConesと言う真鍮製のスパイクを履かせていたので、ヘッドホンのHD650でヘッドホンアンプとしての音を確認してみました。...真鍮にしては良い音がしてるけれど所詮は真鍮の音だ~。好みの問題と言ってしまえばそれまででしょうが、このモロ出しな音にそんなに金を積ませるのかなあ。 当初中音域がへこんで聞こえていたのは、電源ケーブル回りを変更する事でかなり改善できました。これは本来はNF-4A本体に帰するべき問題と考えても良いですけど、NF-4Aの実売価格を考えればデフォルトでそこまでの性能を求めるのは酷だとaudithall的には思います。 また真鍮に頼った足回りの設定がこれまでは気にしないままでも良かったのに、ここまで来てそれほど快適なものとして聞けなくなったのも、音質面で相当の改善が得られつつある兆候でしょう。以上より電源ケーブル回りの設定を変更したのは非常に有意義だったといたしましょう。 低音がだぶついて聞こえるようになったのはひょっとしたらBlack Mamba-αのクセなのかもしれないけど、このバランスのあまり良くない鳴り方は、どちらかと言えばインターリンクケーブルがデスク面の振動を直接拾っている影響の方が大きいでしょう。ケーブルには何の振動対策もしてませんでしたので。 そんな事で生の真鍮の音を聞き続けるのが早くも忍耐の限界になったので、まともなインシュレータを使ってみます。少しの負担で効果の高いケーブルの振動対策も始めます。
by audithall
| 2009-12-28 22:50
| PCオーディオ
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